ドクダミって生で食べられる?味と匂いは?食べ方とドクダミ茶の作り方、効果効能を解説!

ドクダミ
ドクダミ

家のドクダミは、3年位前から量が増えて、4月から5月くらいになると、一面に白い花を咲かせて綺麗です。(実際は白く花のように見えるところも葉なんですけどね(*^▽^*))

家に来た友達から、ドクダミ茶はお肌にいいので、こんなにあるなら作ってみたらいいんじゃないの?と言われたので、調べてみました。

ドクダミは毒があるの?ドクという字が入っているので、心配になりますが、「十薬」と呼ばれるほど豊富な効能を得られる薬草の一つとのことです。

今回は、そんなドクダミの味はどのような味なのか、食べたり飲んだりするメリットについて詳しく紹介していきます。

  • ドクダミの食べ方、飲み方は?
  • ドクダミってどんな臭い?
  • ドクダミの効果効能は?
  • ドクダミ茶の作り方

これらのテーマで紹介していきます。ドクダミの香りを嗅いだことがある方はわかると思いますが、なかなかに強烈な匂いです。本当に食べられるのか不安ですよね。詳しく紹介していきますので、是非最後までチェックしてみてくださいね。

目次

ドクダミの食べ方、飲み方は?

ドクダミ

ドクダミは生でも食べることができます。匂いが強いため、日本ではあまり食べる方はいませんよね。

しかしアジア圏の国では、ドクダミを調理して食べることはとてもポピュラーだということで、私も食してみました。確かに、匂いはきつく、味も強烈なので、最初は1枚の葉を食べるのもやっとでしたが、慣れると生食でも平気で食べれるようになりました。

どんな味?

ドクダミの葉の味ですが、少し苦味と独得なにおいがあり、人によってはパクチーのようだという方もいます。

決して美味しいとはいえませんので、ほどんどの方は食べることは難しいかもしれません。
ドクダミ茶にすると飲みやすくおいしいです。生で食べるのが苦手な方は、こちらをお薦めしますが、下記のような食べ方もあります。

生食以外の食べ方は?

おすすめの食べ方は天ぷらや炒め物などです。理由としては、ドクダミの独特の風味は、「デカノイルアセトアルデヒド」と呼ばれる成分が元となっています。

デカノイルアセトアルデヒドは熱にとても弱く、油に溶けやすい成分のため、油で加熱する調理法で食べると香りが和らぎます。初めて食べられる方はこれらの調理方法がおすすめです。

ドクダミってどんな臭い?

ドクダミ

ドクダミの匂いを嗅いだことがないという方もいますよね。あの独特の香りはなかなか例えがありません。爽健美茶などに使われているので、飲むことで少しは感じられるかもしれません

臭いの原因

ドクダミには「デカノイルアセトアルデヒド」と呼ばれる成分が含まれています。ドクダミの強い臭い成分の元はこの成分です。葉をちぎったりするとこの成分が手につきますが、なかなか臭いが落ちません。

消臭効果も!

ドクダミには強い消臭効果があります。ドクダミが庭に繁茂して困るという方は、ドクダミ消臭剤を作ってみてはいかがでしょうか?

摘んできたドクダミを麻袋やティーパックなどに入れて、冷蔵庫や生ごみの近くなどにおいておくだけです。かなりの消臭効果が期待できます。

ドクダミの強い消臭効果で臭いを吸収してくれますが、ドクダミの匂いも香ります。苦手な方は注意してください。

ドクダミの効果効能は?

ドクダミ

ドクダミの薬効はとても豊富です。「十薬」と呼ばれ、古来より薬草として重宝されてきました。具体的な効能について詳しく紹介していきます。

血液・血管に関する疾患予防

ドクダミにはカリウムが含まれていることから、高血圧の予防効果が期待できます。また、クエルシトリン・クエルセチン・ルチンと呼ばれるフラボノイド類の成分も含まれています。

動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などの血液や血管に関する疾患の予防が期待できます

肩こり・冷え性改善

ドクダミには動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などの血液や血管に関する疾患の予防が期待できると紹介しました。血流の改善により、肩こりや冷え性の改善も同様に期待できます

アトピー・アレルギー症状緩和

ドクダミに含まれるカリウムには、アトピーや様々なアレルギー症状の緩和に効果的です。春先や秋口の花粉症で悩まれている方は、ドクダミを食生活に取り入れると改善が見られるかもしれません。

また、ドクダミの成分を抽出して作った化粧水をお肌に塗ること

で、強い抗菌作用により、肌荒れやニキビなどの吹き出物を抑える効果も期待できます

便秘解消

ドクダミにはマグネシウムやカリウムなど、豊富なミネラル類が含まれています。これらのミネラル成分は、腸内に水分を集め、便を柔らかくしてくれる効果が期待できます。

腸内を刺激し動きを活発にしてくれるため、便秘などで悩まれている方はドクダミを食生活に取り入れると改善が見られるかもしれません。

ドクダミ茶の作り方

ドクダミ

1.どくだみの花を咲かせる頃に刈り入れます。茎を根本の方から取って下さい。私ははさみを使いました。鎌を使ってもいいですね。

ドクダミ

2.輪ゴムで20本くらいを束にして、軒下で乾燥させる。天気の良い時は3日~一週間ほど。写真は洗濯用の物干しバサミを使用。

ドクダミ

.さわってパラパラと乾燥したら、はさみで切ってください。タッパーや空き缶(海苔などの)に入れて保存。


※花も茎もお茶になります。
※乾燥させた後、湿気た場合はフライパンで火を通すと水分を飛ばせます。

ドクダミ

5.普通のお茶葉として飲んでください♪

6.注意!

保存ですが、梅雨の時期は湿気やすいので、できるだけ湿気の多い場所には置かないでください。

7.

※お菓子や海苔に入っている大き目の乾燥剤を入れておくといいですよ。一年経った今も十分飲めます。

8.

※細かく切らずに大きなゴミ袋で保存して、やかんで煮だしても美味しいお茶になります。夏は冷やして、冬はホットでお試し下さい。

まとめ

今回は、ドクダミの薬効やどのような味がするのか、ドクダミ茶の作り方などを詳しく紹介してきました。

この記事をまとめると

  • ドクダミは「十薬」と呼ばれるほど様々な薬効が期待できる
  • 味は苦味と独得の香りがあり、決して美味しいとは言えない
  • ドクダミの成分は熱に弱く、油に溶けやすい
  • 食用にするのであれば天ぷらや炒め物に使うのがベスト
  • ドクダミ茶にして飲むと美味しい

いかがでしたか?日本では雑草のような扱いを受けるドクダミですが、一歩外に出てアジア圏を見てみれば、食用としてはとてもポピュラーであることが分かりました

様々な効能が期待できますから、処理に困っている場合は試しに食べてみたり、ドクダミ茶にして飲んでみることをお薦め致します。

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