本日関東地方も梅雨に入ったとの報道がありました。梅雨期は大雨による災害の発生しやすい時期であり、日々の生活等にも様々な影響を与えます。ここでは、梅雨だるをどう乗り切るか?解消方法や対策を考えていきたいと思います。
梅雨時の疲れや体調不良、原因は温度差も
一日のなかでの、あるいは日々の温度差が大きいと、自分ではそれほど感じていなくてもストレスになり、身体はかなりダメージを受けます。急にだるくなって眠くなったり、頭痛に悩まされたり、すぐに疲れてしまうといった身体の不調が現われます。
では、その対策ですが、まずはその日の気温に合わせた服装の調節が必要です。それは一日のなかでも必要で、朝晩は一枚余分に羽織る、上着を持って出かけるなど、衣類で調節しましょう。
梅雨時期に注意することは何ですか?
梅雨の時期は湿度の高い日が多くなりますので、気温だけでなく湿度も確認して、冷房や除湿などで室温を適切に調節することが大切です。 キッチンや浴室など、湿度が高くなりやすい場所では、こまめに換気をしましょう。
◎衣服を工夫して、暑さを調節しよう 体の中に熱がこもって体温が上昇すると、熱中症の危険度が高まります。
梅雨を快適に過ごすには?「梅雨だる」の解消方法
- 朝起きたらカーテンを開けて光りを浴び、体内時計をリセット
- 雨や曇りでもカーテンを明け、部屋を明るくしましょう
- きちんと朝食をとって活動モードに
- 日中は意識して活動的に
- ウオーキング、ジョギング、雨ならストレッチなどの軽めの運動を習慣に
- 夜はぬるめのお湯にゆっくりつかり心身をリラックス
- 睡眠は充分に
1.2.朝起きたらカーテンを開けて光りを浴び、体内時計をリセット 雨や曇りでもカーテンを明け、部屋を明るくしましょう
梅雨の時期にうつが増える理由
梅雨の時期は気圧が不安定で自律神経のバランスが乱れやすい傾向にあります。 そうすると“交感神経”と“副交感神経”の切り替えがうまく出来ず、不眠・倦怠感・憂鬱等体調に様々な不調をもたらします。その対策として、朝起きたらカーテンを開けて光りを浴び、体内時計をリセットすることをお薦めします。雨や曇りでもカーテンを明け、部屋を明るくしましょう
3.きちんと朝食をとって活動モードに、食材も考える
「どうも食欲が湧かない」というのも、この時期の体調不良の原因の一つになります。
そんなとき、どのように対処すればいいのでしょうか?
胃腸の働きを整える食材には、米、芋類、トウモロコシ、カボチャ、ニンジン、鶏肉、キノコ類があります。
また、余分な水分を尿で排泄する働きのある食材には、豆類(赤小豆、黒豆、大豆、そら豆、枝豆、グリーンピース、緑豆)、豆乳、トウモロコシ、ハトムギ、冬瓜(&皮)、コイ、ハモ、スズキがあります。
これらの食材を意識して摂るようにするとよいでしょう。
また、食欲が湧かないときには、ショウガ・ニンニク・ワサビといった香辛料を上手に使いましょう。これらの香辛料には、胃液の分泌を促進して、食欲を増進させる働きがあります。
暑い夏はもう、すぐそこまで来ています。梅雨の間に溜まった疲れやだるさを解消して、万全の態勢で夏に備えましょう。
4.5.日中は意識して活動的に! ウオーキング、ジョギング、雨ならストレッチなどの軽めの運動を習慣に
梅雨時に運動しましょうと言われても、雨は多いし……とぼやいていたのではダメ! 晴れた日には20~30分のウォーキングをするなど、少しでも陽の光に当たるようにしましょう。昼間日光に当たる時間が少ないと、眠りが浅くなり疲れがしっかり取れないともいいます。体内時計をきちんと調整することで、夜もぐつすり眠ることができます。
また、階段を利用したり、ダンボールに新聞紙を詰めて、高さ15Cmほどの台を作り、踏み台昇降をやってみましょう。右足・左足の順に踏み台に上がり、また右足・左足と踏み台から降ります。足の順は、左足・右足の順でもOKです。それを10分~20分ほど続けます単純で簡単な運動ですが、やってみるとかなりの運動量になることがわかります。
6.7.夜はぬるめのお湯にゆっくりつかり心身をリラックス 睡眠は充分に
夜はぬるめのお風呂にゆっくりつかり、心身をリラックスさせると、良い睡眠にもつながります。
「梅雨だる」をストップ!
いかがでしたか?外部環境の影響でなりやすくなってしまう「梅雨だる」。生活習慣に注意すれば防止できることがおわかりいただけたかと思います。厚い夏に備えて、体調を整え、日々過ごしていきましょう